Every experience is a new beginning
2024年2月9日
隣人のおじさまが玄関のインターコムを鳴らした。彼は時折、手土産を持って訪れる。それは彼の家の庭に自生した季節の果物であるゆず、夏みかんなど、旅をした時にはお土産を片手に訪れる。
おじさんは白のしわくちゃなビニール袋を左手に抱えていたので、これはまた何か持ってきてくれたのだと確信した。おじさんは袋の中身が見えるように広げ、「これ手に入ったから」と見せてきた。あえて何が入ってるかは言わないのが彼のいつものやり方だ。私はどこかで売られている「これ」は見たことがあったが直近で見たことはなかった。その果物の大きさは、人の顔とほぼ同じ大きさの黄色柑橘類だった。これはなんていうんです？と尋ねると、晩白柚バンペイユだよと教えてくれた。世の中知らない味わったことがないものがまだまだあるものだ。
写真は、先日焼き上がったK+Pの新作たわみボウルに何か乗せたくなって、パシャり。
"New Vintage Bowl"
南蛮土を轆轤で成形して、たわみを加えて変形させ雰囲気を持たせたボウル。白化粧の上から櫛形でデザイン、透明釉を掛けて焼き上げNEW VINTAGEな印象に仕上がりました。60'Sやモノトーンなインテリアの一部にディスプレーとして置いてみたり、野菜スティックをサーブするのにもいいのでは。私は、コースターのコレクションを縦に並べています。